Archive for June 2008

15 June

あじさい祭 Live

6月14日、夏を先取りしたような暑さの中、



2008開成あじさい祭の地域協賛イベントとして

参加させて頂きました。

今年のテーマはラテンLive!。この暑さにはぴったり!


PM12:45



超満員のお客様の中、Liveスタート。

いつもながらのハイテンションのステージ!

お客さんをガンガン煽ります。

 




(合間にはバンマス入江氏の軽妙な?MCもあり会場を笑わせます)






地元の企業として、気持ちばかりですが盛り上げに

貢献できたように思います。


ライブ終了後は、折角のお祭りを堪能しようと

あじさいに囲まれたお食事処で





軽く『お疲れ様会です』。

青空の下で食べるお祭り定番食、

『やきそば』は本当においしかった。

(車の運転がありましたので、私はビールを飲むことができず残念でしたけど…メンバーの皆さんは美味しそうに飲んでました)


Musicians

入江新一郎  (Piano、バンマス)
尾崎 一宏  (Sax)
山本 キョウタロウ (Bass)
足立 タカシ (Guitar)
武山 文夫  (Drums)
ピーター川原 (Per)

♪SET LIST♪

情熱大陸
君の瞳に恋してる
千の風になって(Jazzアレンジ)
テキーラ
マラゲーニャ
スペイン




最後になりましたが、ご協力を頂きました

開成町産業振興課の中村様、

当日PAオペレーターを担当して頂きました露木様に

お礼を申し上げます。

本当にありがとうございました。





11:06:07 | ashigara | |

10 June

空飛ぶピアノ

今日は、先日の当社グランドピアノフェアーでご契約を

頂いたお客様の御納品日。

心配していた天気も晴れ!大安吉日!

絶好の御納品日和です。

2Fへの搬入作業でしたのでクレーン車(正確にはユニック車)で


吊り上げ納品。


グランドピアノの吊り上げ納品は

なかなか見ることの出来ない作業ですので、

今日は、お客様の許可を得て、レポートを公開致します。



ピアノが宙づりされる姿は、一言で言うと

圧巻です


仕事柄、何度も経験していますが、

いつ見てもドキドキします



まずは、現在所有されてるアップライトピアノの搬出



よいよグランドが吊られます



さらに上へ(屋根より高い!!)



設置のお部屋にて、梱包がとかれピアノの足の取り付け
(グランドの形が姿を現しました)



当社が納品作業をお願いしているピアノ運送株式会社

スタッフによる手際よく、安心、確実な作業

完成!




楽器はお求めを頂いてから、長いお付き合いとなります。

私自身、現在までに1000台弱の楽器を担当させて頂いてますが

お納めさせて頂いた一台一台に思い入れがあります。


今日はお客様にとって、そして担当者の私にとっても

大切な『記念日』です




PS 受験頑張ってください。応援しています



(S)

22:58:50 | ashigara | |

02 June

すてきなお客様

そのお客様に初めて会ったのは、彼女がまだ小学校4年生でした。
特に上手な生徒ではなかったですが、
一生懸命な印象がありました。
使っていたエレクトーンは初級モデルでしたので、
レッスンの中では子供ながらに物足りなさを感じて
いたのは事実でした。
そこでご両親にお話をして、お買い換えをお勧めしたところ
『とても買い換えはできない』と。。
我々の仕事は断られてから始まりという部分があります。
事あるごとに様々なご案内をさせていただきました。
お母様の理解は得ることができましたが、
お父様の理解は得ることができず・・
これもよくあるパターン。
お父様に理解していただきたく様々な企画にご招待しました。
が、
それでも理解はしてもらえず・・・
そんなこんな月日が経ち彼女も中学2年生になりました。
演奏レベルも数段上がって、とても今、自宅にあるエレクトーンでは話にならない状況。
でも、子供ながらにも色んな事が考えられる中学生。
お金がかかることも理解が出来る。
だから親には『欲しい』とは言えない。
我慢していました。
そのころ私たち営業サイドも半ばあきらめムードになっていて、
そのお客様の名前はすっかり忘れていました。
そしていつしか受験となり、彼女は一時教室をやめました。

無事、高校に合格し教室に彼女は戻ってきました。
でも、相変わらずエレクトーンはあの時のまま・・・
ところが、先日、彼女を担当する講師から私に電話がありました。
『○○さん、エレクトーン購入したいそうです。』
すっかり忘れていたお客様でしたので、
正直かなりびっくりしました。
そしてもっとびっくりしたのは講師が次に話した一言。
『○○さん、自分でバイトしてお金を貯めたそうです。
某ファーストフード店で学校が休みの日の
土、日の朝5:00〜お昼ぐらいまで。
それでもまだエレクトーンの代金の半分ぐらいなんですが、
例えばローンとかの相談にのってあげてもらえますか?』
半分の金額と言っても彼女が購入をしようと
しているエレクトーンは定価で693000円。約70万円。
の半額だから35万円。
高校生で35万円を貯めたんですよ。コツコツと。

でも、高校生の彼女がローンを組むことはできません。
絶対に親の協力が必要です。
講師から電話をもらったその直後に私は
親御さんに電話をしました。
もちろん『協力』をしてもらうためです。
アポを取り、伺っていろいろな話をしました。
親御さんも、娘さんのがんばりを評価して
残りの半額は費用を負担してあげる
と言ってくれました。
そして契約。納品。

契約時に彼女はいませんでしたが、納品の時に会えました。
『バイト、頑張ったね』と私が言うと
『はい。本当にエレクトーンが好きなので』と
とてもにこやかに笑っていました。

とかく甘えきったこんな時代に、
自分で好きなことをするために努力をする。
とてもすてきな生徒であり、お客様です。

彼女は、きっとこのエレクトーンを大事に使い、
またレベルもUPすることでしょう。

彼女はこの夏、念願だったエレクトーンの
コンクールに挑戦をします。

23:42:39 | ashigara | |